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本日はLITEWAY(ライトウェイ) PYRAOMM SOLO TARP ULTRA TNT 超軽量タープシェルターをご紹介いたします。

LITEWAY(ライトウェイ)
PYRAOMM SOLO TARP ULTRA TNT

チャレンジ セイルクロス社のUltra TNTをメインの素材に採用した、1人用の超軽量タープシェルター。
Ultra TNTを採用したことで高い引裂強度、耐久性、耐水性を実現しています。

 

優れた素材特性

Ultra TNT 生地画像

Ultra TNTは0.94 オンス/ヤード 2 のラミネート生地です。網目にした超高分子量ポリエチレン (UHMWPE) 繊維を2枚の0.25ミルPETフィルムでラミネートする事で、高い引裂強度と耐久性を確保しています。完全防水で水分を保水しない特徴も持ち合わせているため、雨天時や結露による重量変化が少ないため、テント泊での使用に最適です。
UL系のシェルターではDCFを使用したモデルが類似しますが、Ultra TNT はほとんどの点で DCF 1oz/yd に匹敵するか、それを上回る性能をもっています。

 

Ultra TNT の最大の性能上の利点は、超高分子量ポリエチレン (UHMWPE) 繊維が3 方向0°、45°、-45°に配置されているため、 2 方向のDCF よりも安定性が高く、負荷がかかったときの生地の変形量が軽減されます。このことにより設営時、PETフィルムの負担が軽減され、耐久性が向上するとともに、シェルターがしっかりと張られたときには非常に硬くなり、耐風性、強風時のバタつき抑制にも一役かってくれます。

DCFと比較して透け感が少なく、シェルター内のプライバシー性も確保されています。

DCFに比べて価格も抑えられている点も魅力の一つです。※2024年11月時点
PYRAOMM SOLO TARP ULTRA TNT ¥88,000税込
PYRAOMM SOLO TARP DCF ¥119,900税込

 

ここまではUltra TNTのよい点をご紹介しましたが、もちろん使用するうえで気を付けなければならないこともあります。

DCFと比較しUltra TNTは、超高分子量ポリエチレン (UHMWPE) 繊維間の幅が広く、穴が開いた際に次の繊維までPETフィルムが裂ける可能性があるため、補修の際にDCFにくらべて広めに補修をする必要があります。(繊維間は広いところで約1.5cm)

付属でついてくるウルトラTNT™ PSAテープ(補修テープ)

しかしPYRAOMM TARP ULTRA TNT には付属でウルトラTNT™ PSAテープ(補修テープ)が付いており、補修する箇所が大きくなければご自身で直すことが可能です。

またdcfやSilpolyモデルに比べて重量が若干重くなります。
同社の同モデルと比較
Ultra TNTを使用したモデル
・素材:0.94oz Ultra TNT(Ultra糸 / 0.25 mil PET film)
・重量:400g / 455g(ガイライン、スタッフバッグ含めた場合)

Dyneema Composite Fabricを使用したモデル
・素材:0.67 oz / 1.0 oz Dyneema Composite Fabric
・重量:340g / 400g(ガイライン、スタッフバッグ含めた場合)

Silpolyを使用したモデル
・素材:1.1 oz Silpoly 20D Ripstop)
・重量:360g / 410g(ガイライン、スタッフバッグ含めた場合)

本体重量を比較した場合、DCFとは60g、Silpolyとは40gほど重くなります。
この重量差をどうとらえるかは人それぞれではありますが、DCFと比べ超高分子量ポリエチレン (UHMWPE) 繊維が3 方向に配置されたことで、安定した設営ができることや、透け感が抑えられていることでのプライバシーの確保、耐久性、コスト面など、60gの重量を十分補う機能をもったシェルターです。

Silpolyモデルと比べた場合、価格、重量面、収納性ではSilpolyに軍配が上がりますが、耐久性や耐水性、設営時の安定性などフィールドで使用した時の性能に関してはUltra TNTの方に軍配が上がると思われます。また重量に関しては保水しない性質のUltra TNTは雨天時などの状況でも、重量変化が少ないことも魅力です。さらに、Silpolyモデルと異なり、縫い目のシーム処理が最初から施されているため、追加のシーリング処理が不要という使用者に優しい仕様となっています。

 

設営の容易さと機能性

画像はSilpolyモデル

最小4本のペグでの設営が可能で、トレッキングポールをA型に立てるか、頭頂部のラインロックを使用して吊り下げる設営方法に対応。状況に応じて柔軟な設営が可能です。

画像はSilpolyモデル

また、トレッキングポール1本での斜め設営にも対応しており、最低限の居住空間を確保しつつ、よりミニマルな設営も可能です。
※ただし、この設営方法は通常の張り方と比べて耐風性が低下するため、強風時の使用は避けてください。また、最低6か所のペグダウンが必要となります。

 

カテナリーカットを採用しているので、風を受け流しやすく、耐風性の高い構造です。

 

シェルター側面 画像はSilpolyモデル

シェルター側面や出入口についているラインロック(自在金具)にガイラインを取り付け、テンションをかけることで耐風性の向上や室内空間を広げることができます。※テンションをかけすぎると幕の裾がたわみ、降雨の際に水がたまるのでテンションのかけすぎにはご注意ください。
※別途ガイラインが必要になります。

入り口部分
 後ろ部分

室内空間に関しては、デットスペースになりがちな端の部分が広がることで、居住性に大きな違いがでます。この機能はスタッフ一押しです。

 

本体カラーはナチュラルグリーン。フィールドに溶け込む絶妙な色味です。
アウトドアギアとしての機能性はもちろん、見た目の美しさも兼ね備えています。

【Spec】
・素材:0.94oz Ultra TNT(Ultra糸 / 0.25 mil PET film)
・重量:400g / 455g(ガイライン、スタッフバッグ含めた場合)
・サイズ:276×120㎝・高さ120㎝
     約22×8×18㎝(収納サイズ)
・収容人数:1名
・付属品:ダイニーマガイライン×8(2.5m×4、1.5m×4 )、Silpoly 20D Ripstopスタッフバッグ

 

LITEWAY PYRAOMM シリーズは癖のすくないスタンダードで細部まで作りこまれたシェルターです。
今回ご紹介したUltra TNTを使用したモデルは同社のdcfやSilpolyモデルと比較しても、フィールドで使用した際、様々な状況に安定して使用できる、使い勝手のよいモデルに仕上がっております。
低山ハイキングから夏のアルプス、ロングトレイル、バイクパッキングなど、多様なアウトドアアクティビティに活躍してくれるおすすめのモデルです。

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サイズ感や詳細な仕様、使用方法などSilpoly仕様のPYRAOMMをブログでご紹介しております。ご参考にしてみてください。
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